Picasaウェブアルバムで上書きダウンロード
Picasaウェブアルバムを、特定の人とのデジカメ写真の受け渡しのために利用しています。
写真にコメントをつけてもらって、それをもとにこちらでテキストを書いているのですが、先方の作業スタイルとして、
- Picasaから写真をまとめてアップロードする。
- その写真を見ながらキャプションをつける。
- 私に対してアルバムを公開する。
という流れになっています。
私は、そのアルバムをPicasaでダウンロードして、ローカルで見ながらテキストを編集します。
さてそこで、1.のアップロードしてから 2.のキャプションをつけるまでに時間があくとします(一晩、とか)。
その間に、私の方ではちょっと手間のかかる写真の加工(といっても、トリミングとかレベル調整とかリサイズとか余白付けとかですが)をしておきたいな、と思うとします。
実際そう思いました。
さて、ここで「できるかな」。
- 一度ダウンロードしたアルバムをもう一度ダウンロードするとき、同じ写真に対してキャプション(あるいは写真そのもの)を上書きしてくれるか?
- 上書きしてくれるとして、Picasa上で写真に施した編集(切り抜きや明るさ、コントラストなど)を新たにダウンロードした写真にも施してくれるか?
基本的に、写真に対しての編集はPicasaではなく、Photoshop Elementsを使っているので、別に編集を憶えていてくれなくてもかまわないのですが、上書きダウンロードできたときにしくじってしまいそうなシチュエーションとして思いついたものです。
さて、まずはPicasa ウェブアルバムのヘルプを見てみます。
見てみましたが、該当の項目は見つかりませんでした。
一応、はてなの過去の質問もあたってみましたが、ないようです。
ではやってみます。
- まず、適当に一枚選んだ写真をPicasaからウェブアルバムへアップロード
- そのアルバムをPicasaへダウンロード
- ウェブアルバム上でキャプションをつける
- ダウンロードした写真を適当に編集
- ウェブアルバムからPicasaへ再度ダウンロード
さあ、どうなるでしょうか。
……だめでした。ダウンロードしません。
なぜダウンロードしなかったか?
- 同じ名前の写真があったから。
- 同じ名前の写真が編集されていたから。
では、Picasa上で施した編集を元に戻してダウンロードしてみると…?
…やはりだめですね。ではローカルの写真を削除してみましょう。
…ダウンロードしました。キャプションもついています。
【結論】 Picasaウェブアルバムから上書きダウンロードはできない。
ということは、キャプションがつく前に先にダウンロードするのは、削除してダウンロードしなおせばいいからOKとして、先にダウンロードした写真にPicasa上で修正を施すのは面倒なことになる、ということですね。
よくわかりました。
「見れない」
山田さん | 「先生!」 |
先生 | 「はいはい、どうしました?」 |
山田さん | 「○○さんのブログが見れないんですけど」 |
先生 | 「ほう」 |
山田さん | 「どうしたら見えるようになりますか?」 |
先生 | 「…山田さんはパソコンがうまく使えるようになりたいっておっしゃってましたよね」 |
山田さん | 「はい、もちろん」 |
先生 | 「結構。山田さん、どう「見れない」のですか?」 |
山田さん | 「?」 |
先生 | 「一口に『見れない』といっても、いろいろな状況が考えられます。で、その状況によって対処も異なります。」 |
山田さん | 「はあ」 |
先生 | 「『ご飯が食べられない』といわれても、『お金が無くて』なのか、『風邪で食欲が無くて』なのか、『口内炎が痛くて』なのかで『どうしたらいいか』はまったく違いますよね」 |
山田さん | 「あぁ〜なるほど。確かにそうですね」 |
先生 | 「では山田さん、今のあなたの状況は?」 |
山田さん | 「え〜と…」 |
先生 | 「『ブログのアドレスが分からない』、『開いてみたけど、ページが真っ白で何も出てこない』、『開いたらその瞬間にブラウザが落ちちゃった』、え〜と、あと考えられるのは…」 |
山田さん | 「あ先生、最初のです。アドレスが分かりません」 |
先生 | 「なんだそうですか。誰か知っている人がいるなら、その人に教えてもらってください。雑誌で見かけたとかでアドレスまで覚えていないなら、検索するしかないでしょうね。ブログのタイトルとか書いている人の名前とかで」 |
山田さん | 「ブログにもアドレスってあるんですね」 |
先生 | 「そうですよ。ブログもいわゆるホームページの一つですから。必ずアドレス(URL)が付いています」 |
山田さん | 「わかりました先生。ありがとう!」 |
先生 | 「どういたしまして」 |
Skypeで遠隔パソコン教室をしよう(3)
先生 「今話したように、テレビ電話にはテレビ電話のソフトウェアが必要です。それと、そのための機械も」
山田さん「カメラですか」
先生 「そうです。カメラとスピーカーとマイク。ソフトウェアはインターネット上で公開されています。これは無料です」
山田さん「タダ? なんで?」
先生 「一番大きい理由は、たくさんの人に使ってもらうためでしょうね。コミュニケーションのツールは、多くの人が使ってこそ強みが出てきますからね。ちなみに、より突っ込んだ使い方をするにはお金が必要だったりします」
山田さん「なるほど」
先生 「カメラはこのパソコンには付いていないので、購入しましょう。それと、スピーカーはパソコンについていますが、マイクが付いたタイプのヘッドフォンにしましょう。スピーカーから出た音をマイクが拾ってハウリングしてしまうといけないので」
山田さん「わかりました」
先生 「カメラにはいくつか種類があるので、今度までによさそうなものを見つくろっておきます。次回はSkypeのインストールと、実際にテレビ電話を試してみるというのをやりましょうか」
山田さん「Skype?」
先生 「おお、そうそう。肝心なことを忘れていました。このテレビ電話に使うソフトの名前です。『スカイプ』といいます」
山田さん「なるほど、わかりました。じゃあ次回よろしくおねがいします」
Skypeで遠隔パソコン教室をしよう(2)
先生は山田さんに「パソコンとインターネットでテレビ電話」について話しています。
先生 「さっき私は、『パソコンがデータを画像とか文字とか音に変換する』と言いました」
山田さん「はい、聞きました」
先生 「でもそれは、ちょっとちがうんです」
山田さん「といいますと?」
先生 「もっと正確にいうと、『パソコンで動いているソフト』なんですね」
山田さん「うーん、違いがよくわかりません」
先生 「『ソフトウェア』って、わかりますか?」
山田さん「ワードとか」
先生 「そう。ワードとか、エクセルとか。フリーセルとか」
山田さん「ゲームも?」
先生 「そう、ゲームもです。パソコン上で行うことはすべて、ソフトウェアを使ってやっているんです」
山田さん「ほほう」
先生 「今、心の中で『それで?』って言いましたね?」
山田さん「……いやいや」
先生 「先ほどの『データを画像とか文字とか音に変換する』のはソフトウェアなんですね。インターネットを流れてくるデータ、膨大な数の"0"と"1"は、それぞれ決まったルールで絵や文字や音に変換されます。その変換方法を知っているのがソフトウェアであって、変換を行うのもソフトウェアです」
山田さん「あっそうだ。前に、送られてきた写真が開けなかったことがあったけど、それもそういうこと?」
先生 「そうですそうです。あの時は、私のパソコンで開いて、こちらでも見られる形にしてからこちらに送ったんでしたね。あのデータの変換方法を知っているソフトがこのパソコンになかったので開けませんでした。まさにその通りです。冴えてますね〜」
山田さん「へっへっへ」
先生 「図にするとこんな感じです」
┏┏━━━━┓┓ ┌──────┐ 011010… ┃┃ソフトA┃┃→(画像)→│ │ →→→→→┃┗━━━━┛┃→(文字)→│ ユーザー │ データ ┃ パソコン ┃ │ │ ┗━━━━━━┛ └──────┘
┏┏━━━━┓┓ ┌──────┐ 011010… ┃┃ソフトB┃┃ │ │ →→→→→┃┗━━━━┛┃ │ ユーザー │ データ ┃ パソコン ┃→(音楽)→│ │ ┗━━━━━━┛ └──────┘
先生 「ただのデータを人間にとって意味のあるものにしているのは、ソフトウェアなんですね。ソフトウェアが、決められたルールに従ってデータを読み取り、変換し、パソコンについている設備を使って、ユーザーに見せて、聞かせてくれている、と」
山田さん「パソコンについている設備?」
先生 「ディスプレイとか、スピーカーとかです」
山田さん「ああ、なるほど」
先生 「他にどんなものがありますか?」
山田さん「ええと…」
先生 「実際に見てみてください。ここに置いてあるんですから」
山田さん「ええと……。デ…、ああ!プリンター!」
先生 「はい、正解!」
先生 「今、『デジカメ』と言いかけましたね」
山田さん「はい。でも、『見せる』のとは違うかなと思って」
先生 「はい。いいところに気が付きました。それはとても重要なことなんですが、そちらへ寄り道すると今回の本筋からかなり外れてしまうので、また別の機会に触れます」
山田さん「本筋ってなんでしたっけ」
先生 「…テレビ電話」
山田さん「ああ、そうでしたそうでした」
Skypeで遠隔パソコン教室をしよう(1)
唐突ながら、故郷に帰ることになったパソコン先生。山田さんは困っています。
山田さん「先生が実家に帰ってしまっても講習をしてもらいたいんですけどねえ」
先生 「そうですねえ。じゃあ、テレビ電話でもしましょうか」
山田さん「テレビ電話?そういえば、携帯の留守電に掛けたときに『ビデオ通話でメッセージを残せます』って言われるときがあるけど、それと同じようなものですか?」
先生 「え?えーと、似てるかもしれませんね。そういうのがあるのは知りませんでしたけれど。…ほら、よくあるじゃないですか。お互いに顔を見ながら電話できますよっていうテレビ電話。ひと時、「おじいちゃんとお孫さんで話せます」っていうコマーシャルがテレビでよく流れてませんでした?」
山田さん「あーそうですね。見たことあります。ああいうやつですか」
先生 「そうです。電話でもいいですけど、声だけでは難しい、たぶん無理でしょう。どうしてもお互いにパソコンの画面を見なきゃいけないときがあるでしょうしね。テレビ電話だったら、それができます。必要になったらカメラをパソコンに向ければいい」
山田さん「なるほど。でも、機械を買わないといけませんね。それに、電話代もかかりそうですねえ。NTTに申し込まないといけないんじゃないですか?」
先生 「ええと、そうですね。機械に関しては、少なくともカメラとマイクとスピーカーは必要になりますね。でも、電話代はいりませんよ。NTTに申し込む必要もないです」
山田さん「そうなんですか?」
先生 「はい。今はインターネットを通じてパソコンでテレビ電話ができるようになっています」
山田さん「へー、そうなんだ」
先生 「そうです。パソコンにカメラとマイクとスピーカー、スピーカーは多分イヤホンかヘッドホンになると思いますけど、それをつなげて、テレビ電話ができるソフトを使うんですよ。お互いのパソコンがインターネットにつながっていますから、そのインターネットを経由して画像と音をやり取りします」
山田さん「すごいですねえ。ああ、でも、お金はかかるんでしょ?」
先生 「機材代だけですね。『テレビ電話のための通話代』は必要ありません」
山田さん「え、そうなの?」
先生 「はい。インターネットを使うためのお金は払ってますよね。もちろんそれは必要ですよ。でも、テレビ電話をするための追加料金のようなものはいりません」
山田さん「うーん…、よくわからないです」
先生 「ええとですね。例えばこのパソコンでホームページを見ますよね。そのとき、このパソコンと、ホームページがおいてあるマシンとがインターネットを経由してデータをやり取りしています。それはいいですか?」
山田さん「はい」
先生 「簡単に図にするとこんな感じです」
┏━━━━━━━━━┓ ┏━━━━━━━━┓ ┃ ホームページが ┃ インター ┃ ┃ ┃ おいてある ┃→→→→→→→→→→┃ このパソコン ┃ ┃マシン(サーバー)┃ ネット ┃ ┃ ┗━━━━━━━━━┛ ┗━━━━━━━━┛
先生 「インターネットを流れてくるのは写真のような画像とか、文字とか、場合によっては音とか動画とか、いろいろなデータがありますね」
山田さん「はい」
先生 「でも、インターネットを流れている時点では、そういう「いろいろな形」をしているわけではないんですよ」
山田さん「?」
先生 「インターネットを流れているデータは、「これは画像です」とか「文字です」とかいう区別はされてはいません。たくさんの"0"と"1"に変換された単なるデータです」
山田さん「ええと、はい」
先生 「そのデータを受け取って、画像とか文字とか音に変換して人間に見せて、聞かせてくれるのがパソコンなんですね」
┏━━━━━━┓ ┌──────┐ 0010001110011010… ┃ ┃→(画像)→│ │ →→→→→→→→→→┃ パソコン ┃→(文字)→│ ユーザー │ 流れてくるデータ ┃ ┃→( 声 )→│ │ ┗━━━━━━┛ └──────┘
先生 「インターネットを流れている時点ではどんなデータだか区別されないということは、テレビ電話だからといって別途料金が必要になるわけではないということです」
山田さん「なるほど〜」
Nikon PictureProjectで整理不順?(つづき)
昨日(d:id:proganochelys:20061023:p1)発生した「Nikon PictureProjectの挙動がおかしい」件は、なんのことはない「アルバム一覧が表示されていない」というだけでした。
何かのはずみで、アルバム一覧の表示⇔非表示を切り替えるボタンを押してしまったものと思われます。
電話では「どのアルバムに切り替えても写真が同じ」と聞いたつもりでしたが、実際にはそもそも「アルバムを切り替える」ことができていなかったようでした。
まあしかし、大事にならずによかったよかった。
Nikon PictureProjectで整理不順?
今日、親しくさせていただいているU社長から電話がありました。
Uさん「この間印刷したデジカメの写真ね、もう一度印刷したいんだけど」
私 「はいはい。今パソコンの前にいますね?では、PictureProjectを起動してください」
Uさん「はい、起動したよ」
私 「それでは、ええと、画面の左側の方に、フォルダのような、箱のようなものが縦に並んでませんか?」
Uさん「これかな。うん、あるよ」
私 「ここに並んでいる『アルバム』は、デジカメから写真を取り込む度にできるもので、新しいもの程下にくるようになっています。あの写真は少し前のやつでしたよね。少し前にさかのぼって、写真を探してください。この『アルバム』をクリックすれば右側というか、中央に並んでいる写真がその『アルバム』のものに切り替わりますから」
Uさん「ふーん。……?どれをクリックしても写真が同じだけど?」
私 「え?うーん、それはおかしいなあ。アルバムはたくさんあるんですね?で、どれをクリックしても同じ……。写真はどんなやつですか?」
Uさん「えーっと、これはあれだな。最後に取り込んだやつだよ」
私 「最後の…。ちょっとPictureProjectがおかしくなっているみたいですね」
Uさん「おかしく?」
私 「そうです。PictureProjectが、登録したアルバムまでは把握しているのですが、そのアルバムにそれぞれどんな写真が登録されていたかを忘れてしまっているんだと思います。大丈夫ですよ。写真自体が消えているということはないと思いますから」
Uさん「そうか。そういうこともあるんだ。まあ写真が消えてないならいいけど」
私 「ええ。たぶん」
Uさん「たぶん?」
私 「とにかく、明日うかがうのでいいですか?」
Uさん「わかった。よろしく。待ってるよ」
- アルバムおよび登録写真の情報を再構築する
- 現在のアルバム情報は破棄し、新たに写真データを登録しなおす
たぶん1で、それがだめでも2で復旧するでしょう。
それで、PictureProjectのアップデータを確認して、必要ならアップデートします。
さて、真相やいかに。
(つづきはd:id:proganochelys:20061024:p1にて)